古民家の再生力
rebirth
【実例】築100年以上の古民家を再生
古民家再生の中には古民家リノベーションや古民家リフォームなどがあります。古民家リノベーションは現代のライフスタイルに合わせて古民家を住みやすいようにすることです。古民家リフォームは老朽化した古民家を元に戻すための修繕を行い小規模な工事のことです。
古民家の再生力をご理解いただくために、古民家リノベーションと古民家リフォームの間くらいの古民家再生例をご紹介いたします。築100年以上前の古民家です。
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1.解体
施主さんが解体した後です。残りの床を解体します。古い材はいいですね!古い材は長い時間をかけて木が堅くなります。状態が良いため、あまり腐りや虫食いもなかったです。
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2.土台
斜めに木を入れ、建物が倒れないように仮に補強している所です。屋根を持たせている構造が下がっている所を元の高さにしていきます。築100年以上前の建物なのでコンクリートは無く石の上に柱を立たせています。
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3.構造材
構造を交換している木材は地元の檜を使用しています。構造材に檜?と思われる方も多いと思いますが昔から神社などにも使用され耐久性に優れています。香りがとっても良いですよ。しかも、釘を使わない工法で施工しています。
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4.床や柱
部屋の半分の床ができました。床の板は地元の杉を使用しています。大黒柱はそのまま利用し、あとの柱は檜に変えています。床を支える構造は出来るだけ、元の材料を再利用し、曲がりや変形している材は削って修正しています。
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5.再利用と
新しい木材もう半分の床ができた所です。障子が通る上の部分はほぼ再利用ができないため、地元(広島県産材木)の檜を使用しています。障子が通る下の部分は削って修正をし、再利用しています。古い材も削るときれいな木目がでますよ。
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6.障子入れ(間仕切り)
元の障子を調整し、はめてみました。障子をはめると部屋になりますね。やっぱり障子は落ち着きますね。天井や内壁は施主さんが仕上げますよ。どんな感じになるか楽しみですね。
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7.頑丈な梁
構造に檜の丸太を使用しています。この丸太で屋根を支えていますよ。古い障子は捨てれば産業廃棄物になりますが、再利用するといい感じの味がでますね。
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8.仕上げ(建具のデザイン)
ガラスの障子の奥は縁側になっています。朝日が入るといい感じです。ご近所の人からもご好評でした。
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