土台・大引を刻んでいますよ。
2022年10月29日
蔵の土台・大引(床板を支える材料です。)を刻んでいます。
今では、プレカットが支流ですが、建築屋 shinseigumiはできるだけ刻んでいます。
大工職人さんを少しでも増やす目的もあります。今の若い大工さんは、木の向きをみることもなく、現場にきた材料を取付ることが多いです。そのため、木材を加工することはあまりありません。
ちょっとした材料を刻むことができない場合、余計な費用がかかってしまうことがあります。
古民家の土台・大引は、長さがまちまちとなっている場合が多いです。そのため、プレカット業者にお願いしても、現場での微調整が必要となります。思っている感じで材料が来てくれればいいんですが・・。
若いスタッフも楽しみながら刻んでいますよ。